「 製品の分類 寛ぎスペース 」記事一覧

2021.05.12

ナイン産ジョーシャガンデザインの職人技

ナイン産の絨毯は、ブルー・藍・赤・白(ベージュ)・緑を基調として配色されているので、インテリアに合わせやすく人気の高い産地。ペルシャ絨毯としては多くない色使いなので、デザインの面白みが問われる産地。このジョーシャガンはそんな中でも、とにかく繊細でどこを見てもその職人技が光る。詳細を見れば見るほどに、これを織りなした織り子さんに敬意が湧きます。ボーダーにはドット柄が、中心部には柳のモチーフや唐草、ブドウなどが所狭しと描かれる。この細やかなデザインを表現するには、織りの細かさがあるからこそ。ナイン産のトップグレードの一枚です。サイズ:165×243㎝ ウール&シルク

2021.02.02

強さの秘密、ビジャー産ペルシャ絨毯

鉄の絨毯とも例えられるほどのしっかりとした織りが特徴のビジャー。ヨーロッパではホテルのロビーやブティックのエントランスにもよく使われている産地のペルシャ絨毯です。ペルシャ絨毯は手織り、織りの確かさがデザインの美しさに繋がります。このパリッとした美しさはビジャーならでは。深い色の組み合わせなのに、すっきりと感じるのはウールの白が効果的に組み合わされているから。アンティーク調インテリアと合わせれば重厚に、ナチュラルインテリアと合わせればカジュアルにも表情を変えられる万能な一枚です。もちろん、店舗に使うのもぴったりです。 ビジャー産 143×205㎝

2020.11.10

人気のトライバルラグ・ヤラメ

最近のラグの人気急上昇中なのはトライバルラグ。遊牧民族が作るざっくりとした絨毯の事。トライバルラグの魅力はそのざっくりとした織りと渋さのある色使い。そしてシンプルなデザイン。遊牧民族はデザイン画無しで作るのに、まとめあげるセンスは素晴らしいです。ナチュラルな家具とも合わせやすく、アンティーク家具などの重厚な感じともマッチする。そんなところが人気なのです。日本では人気急上昇中ではありますが、ヨーロッパではトライバルラグの方が主流かもしれません。

画像はヤラメ。ペルシャ絨毯のトライバルラグでは代表格です。サソリ除け、水への敬意、魔除け、豊穣などの意味が込められたモチーフが使われ、色は紺・赤・青系・オフホワイトを基調としているのでどんなインテリアとも合わせやすい。素材は柔らかなウールで、染料も草木染なので手触りがほんわかしています。いわゆるペルシャ絨毯らしいデザインも素敵ですが、このようなトライバルラグは使いやすく合わせやすいので、一枚目のペルシャ絨毯にお勧めです。

2020.10.06

生命の木の優しいギャッベ

ギャッベ人気。その優しいデザインと手触り、天然素材の気持ち良さでギャッベは変わらず人気。だからこそ、シャディ・ベアでは品質にこだわります。ざっくりしていればギャッベではなく、ペルシャ絨毯の一部であるギャッベは、丁寧な織りと厳選された素材だからこそ、価値があるのです。このギャッベも上質。織はもちろんペルシャ織り。素材は手にも足にも心地よいウール。素朴な色合いで描かれているのは、一つの木からいろんな実がなる生命の木。ぽつりぽつりと描かれたその実が可愛い。玄関に敷いてもベッドサイドでも、存在感は抜群です。この一枚でおうちがほっこりします。

リーズギャベ 92×64㎝

2020.07.20

カジュアルなキリムはグランピングにもお勧めです

ペルシャキリムを敷いて、ローチェアに座って本を読み、好きなドリンクと共に爽やかな風を感じる…それだけで幸せ。

カジュアルなキリムはアウトドアにもピッタリ。軽いので持っていきやすいですし、何よりオンリーワンな空間を作るにはマストアイテムです。

もちろん、お家でも、敷くもよし、ソファに掛けるもよし。万能すぎます。お好きな使い方をお楽しみください。

ペルシャキリム カシュガイ民族 146×206㎝

お問合せはお気軽に~

2020.03.17

バラ咲くじゅうたん

ペルシャ絨毯に描かれる花の中で バラはとても人気。ローズウォーターやローズエッセンスの産業も豊富で王宮のお庭にも必ず咲いているバラ。そのバラをふんだんに使ったバラの絨毯。バクチアリ民族という遊牧民の作品です。彼らのデザイン性は高く、ウールのみで作っているのに軽やか、織りもこの絨毯のように精巧に織られていることでしなやかさもあります。(織りがおおざっぱな絨毯はウールでもシルクでもぼってりとしていて重いのです) このバラの絨毯が一枚あるだけでお花畑にいるみたい。お家のリビングがお花畑なんて素敵です。ベースになっている色は濃紺なので甘すぎずな空間になれるのも、この絨毯をデザインした人の技。優しさと落ち着きのバランスが絶妙なのです。

バクチアリ 「バラ」 222×158㎝

2019.09.11

カシュガイ民族の上質ペルシャ絨毯

カシュガイ民族は今ではギャッペで有名な遊牧民族。素朴な絨毯ばかりを作っていると思われがちですが、こちらが王道とも言えます。緻密なデザインに草木染めならではの優しい色の組み合わせ、その色は赤・紺・青・水色・緑・クリーム色等々…インテリアに取り入れたい色ばかりで、今あるインテリアと溶け込むこと間違いなしです。カジュアルなギャッペも良いですが、2枚目はこんな大人使いなカシュガイ民族の一枚良いですね。

アンティーク家具・木の温もりある北欧家具との相性も抜群です。

2017.05.26

バクチアリ民族の静物画

バクチアリ民族の絨毯からは生命力や活力、躍動感が溢れています。平面の織物、敷物なのにエネルギーがあるのです。
バクチアリ民族はイラン・ザーグロス山脈のふもとで遊牧生活をしています。自分達の飼う羊でウールを作り、その大地にある物で草木染めをして、親から子に代々受け継がれたモチーフを使い、デザイン画無しで織り成しています。そのデザイン性の高さは持論ではありますが、トップレベル。花ひとつ、花瓶のデザイン、蕾、葉、一つ一つが個性に溢れ、そして一枚の長方形のスペースの中でしっくりと落ち着く。

バクチアリ産 145×218㎝ 花瓶から溢れ出る花。所狭しと描かれる花々からは躍動感が、そして織り手の楽しさまで感じ取れる。

2017.03.14

男女の永遠の絆を描いたクムウール

これほどまでに優しい色・柄の絨毯があるでしょうか。こちらはシルクで有名なクムのウール。優しい色合いは草木染ゆえ。見ていると心が穏やかになります。柄はザクロ柄と洋ナシ柄がメイン。ザクロは女性の象徴・洋ナシは男性の象徴。そしてボーダーにも描かれているのが枯れない木とされている糸杉。永遠に枯れない女性と男性の愛、絆を表しています。そんなテーマにも癒されるのかもしれません。

2017.02.27

カシュガイ民族の癒し系絨毯

カシュガイ民族の絨毯は古くから「心を解放させる力がある」と言われてきました。

その織りの丁寧さ、草木染の美しさ、デザイン性の高さには定評があり、納得させられます。遊牧民の物はざっくりとした織りが多いですが、こちらは2ミリほどの細かさできっちりと織られています。朝には明るい茶系に、夜には赤みを帯びたレンガ色に見える色の優しさはその空間をほんわりとさせます。遊牧民の絨毯のデザインはデザイン画無しで頭の中で構図を描き織り成していきます。なので自由奔放に描かれた一つ一つのモチーフを眺めているだけでも楽しくなる一枚です。

大きさは150×210㎝程。リビングやソファ前にピッタリです。