「 製品の分類 アンティーク・オールド・コレクターズアイテム 」記事一覧

2020.11.21

クム産上質シルクの楽しみ方

日本人はシルクが大好きです。その柔らかさ、輝き、しなやかさ、古くから着物や織物で触れているせいでしょうか。シルクの物はスペシャルです。ペルシャ絨毯の主流はウールですが、上質のシルクは美しく弊社でもお取扱いがあります。上質のみなので、枚数は少ないです。つまり、上質が少ないのです。

シルクこそ、手に触れてお買上ください。触れると良さがすぐにわかります。質が良く色も好きで、ならばどう楽しむか。

光です。シルクは光で表情が変わります。このクムシルクで言えば…

温かな間接照明で柔らかな茶系の色、強い朝の光でゴールドに輝く色、夜の自然の灯りでベージュ系の色、白い光の下で寒色系の青を見つける…等々 いろんな色が味わえます。向きを変えるとまた色が違うので、ご自分のお気に入りの色を探してみるのも楽しい。以前、お客様がシルクの絨毯を万華鏡に例えていらっしゃいまして、なるほど…と思いました。万華鏡をのぞき込むワクワクを日常で楽しめるのも、シルクの醍醐味ですね。

クム産シルク 102×150㎝

2020.03.24

シルクのペルシャ絨毯

ペルシャ絨毯というと高級なイメージが最初に浮かぶ方が多いかと思います。そのセレブ感にぴったりなのがシルクのペルシャ絨毯。シルクが上、ウールが下、というグレードの差別はありません。でも、本当にグレードのいいシルクの絨毯と悪いシルクの絨毯の差別はあります。シルクなら何でもいい物ではない、そこが大事。シルクの素材、染料の良し悪し、織りの良さがまず一番大事、そしてデザインの良さ。最初の3つは、触れて裏を見て光にあててあちらからこちらから見てみましょう。手触りがしなやかで、色が柔らか且つ美しい(粗悪な染料はぎらぎらとした美しさです×) 、そして裏の織りが均一で細かい、これは本物を見てみないと良さはわかりません。

画像はクム産シルクのハイクオリティペルシャ絨毯(サイズ100×150㎝)。あまりの細かい柄の美しさに引き込まれ、うっとりとしてしまいます。色は明るいときは華やかな黄色や水色が映え、深い色は深い緑がぐっと引き締め格好よくなります。シルクの醍醐味はこの「光で変わる色」四季で敷く方向を変えても楽しめます。

 

2016.11.22

ナイン産3本どり(3LA)絨毯

ナインはイスファハンのすぐ近くにある町。産地としては比較的若く、イスファハンのような品格あるデザインと、ブルー系・ベージュ系を基調とし赤や紫をアクセントにした色を良く使うことで日本家屋に合わせやすく人気が高い。そのグレードには縦糸の糸の太さを目安にする。そのグレードの中でのトップ、3本取りの糸の細さで織り成したナイン産ペルシャ絨毯。

画素数などと同じで織りや糸が細かければ細かいほどラインがシャープになり美しさを表現できる。こちらはシルクのような細かさで、花々を可憐にデザインし唐草模様で動きを出した気品あふれるデザイン。緑のナインも珍しく、空間を柔らかくする色味。手作りの素晴らしさをこの一枚で堪能できる。

2015.11.14

ファラハン(バクチアリ民族)のオールド絨毯

ペルシャ絨毯が世界中で古くから最高の贈答品として愛されている理由の一つがその草木染の美しさです。秀吉もまたペルシャの草木染の赤に魅了されました。草木染の色の深さ・美しさ・温もりすべてを実感できるのがこの一枚。バクチアリ民族の絨毯のデザインはデザイン画無しで図柄を頭に描いて織っていきます。なので奔放さが感じ取れます。結び目は大きいですがデザイン性の高さと上質の染料のお蔭で60年近く経った今、その美しさが新しかった時よりも倍増しています。状態も良く古さを感じさせないオールド絨毯です。

2015.11.02

年数を経た美しさ~オールド・イスファハン産絨毯~

ペルシャ絨毯が2000年もの歴史があり、世界中で愛され続ける理由の一つが草木染の色の美しさ。その美しさは使って使って、年数を経て増していきます。それが納得できるこの絨毯。イスファハンらしい美しい青、華やかさと気品を兼ねたデザイン、そして年数を経ることによって渋く落ち着きを放つ草木染の色彩。この一枚でリビング空間の品格が上がること間違いなし。ペルシャ絨毯の王道・イスファハン産。シャープな魅力が溢れるこの一枚、画像だけではわからないので実際に見て頂きたい美しさです。

210×335㎝(大きさの目安・6畳間において30㎝ほど空く)

特別価格 ¥2,200,000(2015年秋の展示会の注目の一枚です。)

2015.07.02

アンティーク・ケルマンラバー産

幻の産地と呼ばれるケルマンラバーのアンティークの絨毯。華やかさと可愛らしさを兼ね揃えている