2020.05.13

メンテナンスのおすすめ

Stayhome だからできるインテリアのメンテナンス。お家にいると、色々目につきます。今までやっていなかったことができるチャンスですね。
我が家のナイン産ペルシャ絨毯。もう10年以上になります。


ペルシャ絨毯屋ですから、我が身で実験のつもりで、お客様にアドバイス出来るよう、日常ででき、且つ細心の注意を払いながら使ってきました。
日焼けもなく(レースのカーテンやクッションを使って絨毯に直接日が当たらないようガード)
大きなシミもなく(何かこぼしたら必ず水分は取りきる、色がつくものをこぼしたら天然石鹸を溶かした水に浸したタオルを絞って叩き落とす)今でもとてもキレイです。でも!フリンジはどうにしても傷みます。
掃除機をかけないようにしていても、フリンジを絨毯の裏にまわしても、摩擦や湿気で切れて短くなったり毛先が細くなったり。これは経年劣化ですので仕方ないのですが注意することもあります。
☆画像のように端が極端に短くなったら敷く方向を変えてみましょう。→生活導線の中で、そこばかり擦れる原因があるかもしれません。
☆画像のように、切れたフリンジがフローリングで見られるようになったら湿気を多く含んでる状況です。フリンジも絨毯も守るために換気を心掛け、早めにメンテナンスしましょう。
フリンジからのSOSを見逃さないようにしてくださいね。

画像のようになってきたら、そろそろメンテナンスに出すサインです。私たちにご相談くださいね。
フリンジのメンテナンスだけなら比較的簡単に可能です。問題はフリンジだけでなく、絨毯本体や絨毯とフリンジの間の平織りの部分までほつれてきたら、時間も費用もかかります。

これからの日本の梅雨の季節に加えて、昨今の台風の多さでここ数年、湿気がより多く感じます。大きなサイズの絨毯は、半分を折り返して風を1日通して、次の日にまた、違う半分を折り返し風を通す…それだけでも違います。

そして5年から10年くらいでクリーニングをしましょう。
メンテナンスが、大事なペルシャ絨毯を美しく長く使い続けるコツです。長く使える良いものだからこそ代々継いでいけるようなメンテナンスをしましょう。ご相談はいつでお承ります。こちらのHPのお問い合わせから、もしくは info@shady-bear.com や このHPとリンクしているFacebookからでもOKです。