「 ペルシャ絨毯のお話 」記事一覧

2015.10.22 ペルシャ絨毯のお話

バクチアリ産のレアピースを敷いて頂いているF様邸

バクチアリオールド

HPトップページにさらっと載せているスライド画像。さらっと載せるだけでは勿体ないほどに素敵。なのでここでご紹介☆

バクチアリ民族はイランの絨毯をデザインする民族の中で最もグレードが高い(持論ですが…)。どのバクチアリ民族の絨毯を見ても色使い・モチーフ使いどれをとっても巧みを凝らしています。そんな持論が正にこの一枚で証明できます。画像の引きで見ると赤が目立ちますがボーダーの青とのコントラストに加えてすっきりと使われた白のバランスが絶妙。F様宅のような光沢ある明るいフローリングに溶け込みつつも主張をしっかりしています。色味が落ち着いているのは年数を経たオールドゆえ。この絨毯がもう数十年使って頂く中で、より一層色が落ち着きより一層美しくなるのは確実です。デザインもユニークなレアピース。バクチアリ民族はデザイン画はなく、代々民族で受け継がれたデザインや織り子のセンスを頭の中で構成して織り成していきます。だからこそ遊牧民の織る絨毯には大らかさ、といいますか、自由や優しさが感じられます。この絨毯もまた2枚とないオリジナリティ溢れるデザイン。この1枚で空間までもが大らかさを演出できる、存在感が絶大なペルシャ絨毯です。

 

2015.10.02 ペルシャ絨毯のお話

お子様OKなギャッペ

「子供が小さいのでペルシャ絨毯はまだ早いかな…」よくお客様が仰います。そんな時声を大にして言えること、「小さいからペルシャ絨毯ですよ!」ペルシャ絨毯は靴で生活している国でも使っている程、きちんとした絨毯は強いのです。ここでいう’きちんとした’ は丁寧な織り、質の良い染料と素材(ウールが主です)であり値段ではありません。

我が家は5歳と3歳の兄弟。ダイニングテーブルの下はギャッペです。超高級品ではありませんが 風合いと色使いが良くて家族のお気に入りです。勿論、お味噌汁・飲み物等々 毎日こぼします。現在7年ほど使っていますが全く変わりなく美しく使っています。

大事なことは こぼしたら水分だけは取りきる。乾いたタオルで叩いて水気はきちんと取る。これだけは徹底しておけば色が滲み出たりこぼしたところだけぺちゃんこになったり固くなったりしません。実際にしていません。息子たちも盛大にこぼした時はバスタオルを持って踏んで水気を取っています(^^)

今はダイニングに敷いていますがゆくゆく子供部屋に使っても良いかなぁと思うので、そんな時はクリーニングに一度出せばさっぱり綺麗になります。クリーニング代も高額ではありませんが ペルシャ絨毯専門の工場に出します。←この専門工場も大事な点です。

遊牧民の織るギャッペという種類のペルシャ絨毯は 素朴な柄とざっくりした織りと草木染ならではのソフトな色合いが人気です。そしてその柄に動物や女の子や植物が多いので それを指さして数えたりお話を作ったり柄を消しゴムで消そうとしてみたり(我が子の実話です)と子供の遊び場にもなります。

ペルシャ絨毯は100年でも使っていけます。なので小さな頃から使っていた絨毯を、家を出るときに持たせて孫の代にも使ってもらう…という楽しみもあります。だからこそ、お子さんが小さな頃から使って頂きたいペルシャ絨毯です。

ギャッペと子供

ギャッペ(118×169㎝)